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今週のテーマは「50歳の手習い。「朝三暮四」と「朝令暮改」の間違いから学んだこと」です。【放課後等デイサービスより】2026.06.19

みんな知りたいリンケージ今週のひみつ

~放課後等デイサービスより~

今週のテーマは「50歳の手習い。「朝三暮四」と「朝令暮改」の間違いから学んだこと」です。

 

突然ですが、皆さんは「朝三暮四(ちょうさんぼし)」と「朝令暮改(ちょうれいぼかい)」という四字熟語の意味を、正しく説明できますか?

実は私、50歳になった今になって、この2つの言葉をずっとあべこべに覚えていたことに気がつきました……!

いやはや、いくつになっても恥ずかしい勘違いはあるものですね。

せっかくなので、ここで簡単にそれぞれの意味をおさらいさせてください。

 

・朝三暮四(ちょうさんぼし)

目先の違いにとらわれて、結局は同じ結果であることに気づかないこと。(昔、猿にトチの実を『朝に3つ、暮れに4つ』やると言ったら怒ったので、『朝に4つ、暮れに3つ』と言い換えたら喜んだ、という中国の寓話が由来です)

・朝令暮改(ちょうれいぼかい)

朝に出した命令やルールが、夕方にはもう変わっていること。方針がコロコロ変わってあてにならないこと。

 

私はこれまで、ルールが二転三転することを「朝三暮四って言うんだよなぁ」と思い込んで使っていました。お恥ずかしい限りです。

しかし、この間違いに気づいたとき、ふと、私たちが日々向き合っている子どもたちの顔が浮かびました。

自閉症や発達の特性を持つ子どもたちにとって、「朝令暮改(コロコロ変わるルール)」はとても苦手なことです。「さっきは良いって言ったのに、なんで今はダメなの?」と、強い不安やパニックに繋がってしまうことがあります。だからこそ、私たち支援者は、一貫性のあるわかりやすい環境づくりを大切にしています。

その一方で、「朝三暮四(伝え方を変える工夫)」はどうでしょうか。 子どもたちに「これをしてね」と伝えても、なかなか伝わらないことがあります。でも、伝える順番を変えたり、視覚的なイラストを使ったり、少し「見せ方」を変えるだけで、子どもたちが「あ、それならできる!」と笑顔で受け入れてくれることがよくあります。

言葉を間違えて覚えていたことは恥ずかしい経験でしたが、支援の仕事に引き寄せてみると、とても大切な教訓を思い出させてくれました。

 

『大人の都合でルールをコロコロ変える(朝令暮改)のではなく、子どもたちが安心して動けるように、伝え方の工夫(朝三暮四)を重ねていくこと』

50歳になっても、子どもたちから、そして日々の失敗から学ぶことばかりです。これからも、自分の「思い込み」を柔らかくほぐしながら、子どもたちの目線に立った丁寧な支援を心がけていきたいと思います。

 

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