みんな知りたいリンケージ今週のひみつ
~相談支援事業より~
今週のテーマは「夏休み」です。
🌻―毎日がんばっている保護者の方へ―
夏休みが始まると、子どもの時間の流れは一気に変わります。 そして同時に、保護者の方の負担もぐっと増えます。
「朝からずっと子どもと一緒」 「ごはんの準備が終わったと思ったら、また次の食事」 「暑さで子どもも大人も疲れやすい」 「生活リズム?そんな余裕ない…」
そんな声が聞こえてくるのは、とても自然なことです。 まずは、ここまで毎日を回しているあなたを心からねぎらいたいです。
🌞1.夏休みは“乱れるのが普通”
生活リズムが乱れるのは、あなたのせいではありません。 暑さ、予定の変化、刺激の多さ… 子どもが揺れやすい条件がそろっている時期だからです。
だから、 「整えなきゃ」より「崩れすぎないようにゆるく保つ」で十分。 完璧じゃなくていい。 むしろ、完璧を目指すと親が先に疲れてしまいます。
🕒2.園児と小学生では“親の大変さ”が違う
園児:体力の消耗が激しい、気持ちの切り替えが難しい、ちょっとしたことで機嫌が変わる
→ 親は「ずっと見ていないといけない」疲れが出やすい。
小学生:自分で決めたい気持ちが強い、見通しを立てるのはまだ苦手、夜更かし・ゲーム時間が増えやすい→ 親は「言っても聞かない」「どう関わればいいの?」という疲れが出やすい。どちらも、 あなたが悪いわけじゃない。 夏休みがそういう時期なだけ。
🏡3.生活リズムは“できる日だけ整えればいい”
① 起きる時間だけ、なんとなく揃える
揃わない日があっても大丈夫。 「だいたいこのくらい」で十分です。
② 食事は“時間よりも、子どもの状態”を優先
食べられない日は無理しなくていい。 果物・ヨーグルト・パンなど、食べやすいものでOK。
③ 午前に“ちょっと動く”、午後は“ゆっくり”
動と静のバランスを取るだけで、子どもの機嫌が安定しやすい。
でも、 できない日があって当たり前。 親の体力が優先。
🎒4.親が疲れた日は「手抜き」こそ正解
夏休みは、親の体力が本当に削られます。 だから、疲れた日はこういう過ごし方でいいんです。
〈例〉昼寝を一緒にする、冷房の効いた部屋で静かに過ごす、動画を少し長めに見てもOK、ごはんは簡単なもので済ませる
これらは“手抜き”ではなく、 親が倒れないための大事な選択。あなたが元気でいることが、子どもにとって一番の安心です。
🌈5.後半は“ゆるい助走”で十分
夏休み後半になると、 「そろそろ生活リズムを戻さないと…」 と焦る気持ちが出てくるかもしれません。でも、 急に戻さなくていい。 ゆるく、少しずつで十分。
園児:園での遊びに似た活動を少し入れる
小学生:宿題の見通しを一緒に確認する(怒らなくていい)
🌻おわりに
夏休みは、子どもにとって特別な時間であると同時に、 保護者にとっては“負担の大きい時期”でもあります。うまくいかない日があってもいい。 生活リズムが整わなくてもいい。 怒ってしまう日があってもいい。
それでも毎日、 子どものためにごはんを作って、 声をかけて、 見守って、 抱きしめて、 なんとか一日を終わらせている。その積み重ねこそが、 子どもの安心を支えている大切な力です。
本当に、おつかれさまです。