みんなしりたいリンケージ今週のひみつは、就労移行支援からです。
今回のテーマは「就リンの一日の様子」です。
このところ梅雨末期で 時には激しい雷雨や雹が降るなど不安定な毎日です。
今年も半分が過ぎ 就労移行支援事業は、毎日の活動に一層精を出しています。
今日はその様子を少しお知らせしましょう。
*早朝から「就リンの一日」が始まります。
朝8時 担当のスタッフは掃除が終わると 直ぐに ホワイトボードに 本日の出席予定の就リン生一人一人に合わせて考えた作業トレーニングのプランを書きます。そして 座席は指定となりますので ご本人が迷うことはありません。(今月 新しく 一人用の机 になりました。)
このベテランのスタッフ(「就リンのレジェンド」)はとにかく熱心で 前日から 就リン生一人一人について様々なプランを検討します。
各人が使用する 様々な資料や材料の準備も用意周到になされます。
作業トレーニングは 就リン生一人一人が 自分の得意・不得意を知り これからの選職の参考にする大切なプロセスです。
9時 スタッフによる 「朝のミーティング」 の開始です。
全員参加で 当日は無論 日程の報告や確認を行います。
更に 各人が前日の状況や就リン生との面談や声掛けの様子の報告を詳細に行い それぞれ共有します。
行動的で熱心なスタッフが就労体験中の就リン生や就労を開始した卒業生のフォローに頻繁に事業所へ出向き その様子を詳細に報告します。
就リン生のご家族や支援機関の皆様との面談の様子等も漏らさず共有します。
これらは 就リン生との信頼関係の醸成や ひいては 就リン生一人一人に相応しい支援をするために とても大切なことなので特に重視しています。
9時20分になると 入室開始の時間となり 就リン生が次々と来所します。
徒歩・自転車・バスとそれぞれですが 元気にあいさつして入室し タイムカードに打刻し ホワイトボードの「座席表」で座席を確認し 準備します。
*10時「作業トレーニング」が始まります。
9時55分 になると 準備のチャイムがなります。
就リン生は決められた場所から「作業日報」の用紙をチョイスし 「健康チェック」等の記入をします。(金曜日は「健康維持プログラム」の用紙です。)
10時ジャストに再度チャイムがなり スタッフのあいさつ の後 「健康チェック」の状況を各自が発表します。
終わると 各自の本日の作業について説明が詳しくあり作業がスタートです。
トレーニング中は スタッフが巡回して丁寧に説明やアドバイスや確認などをさせていただきます。
11時40分 片付け 「今日の作業の振り返り」 を行い 報告します。
更に コロナ対策も含め自分の使用した机の上等を消毒・清掃し 午前は終了となります。
なお、就リン生は 12時から13時25分まで 昼食・休憩 となります。
部屋で過ごすのでも 外出するのでも自由です。リラックスして過ごします。
*13時30分「講座」の開始です。
13時25分 準備のチャイムがなります。
就リン生は 「講座用の日報」の用紙をチョイスし 「健康チェック」等の記入をします。
13時30分 再度チャイムがなり スタッフのあいさつの後 午後の「健康チェック」の状況を各自発表します。
講座は 臨床心理士、公認心理師、キャリアカウンセラー、 パソコン、介護など豊富な専門的な知識や経験を持ったスタッフが担当します。
現在は 月曜日・就労準備 火曜日・自己理解 水曜日・ビジネスマナー&生活スキル 木曜日・感情との付き合い方 金曜日・就活個別プログラム
(毎月 最終週は スタッフと各就リン生との 振り返り面談 を行います。)
と多岐にわたり バライティーに富んでいます。
一方的に講師が説明して進めるのではなく じっくりと一緒に皆で考えながら無理なく全員でシェア(共有)していく方法をとっています。(パスありです)
あいさつや自己紹介の仕方など 職場ですぐに必要な事柄について 皆で考え 実践することも 度々あります。
15時00分頃 「今日の講座の振り返り」 を行い 各自報告します。
更に コロナ対策も含め自分の使用した机の上等を消毒・清掃し 終了です。
タイムカードを打刻して 三々五々帰路につきます。
バスの時間の都合等で暫くお待ちになる方もいます。 16時完全退室 です。
以上 現在の「就リンの一日の様子」を一部ご紹介させていただきました。
このように、リンケージでは「社会に出るための就職準備プログラム」をご本人中心にきめ細かく実施しています。
これらのことが 就リン生全員が 一歩一歩 前へ進み 職場見学・職場体験を経て就労し 継続して働いていくことに繋がっていると確信しています。
就リンの見学も体験も いつでも可能です。
ご興味がおありの方は ぜひお気軽にお問合せください。
大歓迎でお待ちしております。
「聞いて」「見て」「体験して」いただければ きっと「良さ」や「素晴らしさ」が お解りいただけると思います。
ぜひ どうぞ!