みんな知りたいリンケージ今週のひみつ
~就労移行支援事業より~
今週のテーマは「季節の変わり目」についてです。
こんにちは。就労移行支援スタッフです。
9月に入り、少しずつ朝晩は過ごしやすくなってきましたね。とはいえ日中はまだ暑さが残っていたり、急に涼しくなったり……。今回はそんな「季節の変わり目」をテーマに、神経発達症のある方が心地よく過ごすためのヒントと、就職を目指すうえで大切な「日常生活を整えること」について、お話ししたいと思います。
「なんとなくだるい」「やる気が出ない」「よく眠れない」——こんな感覚、ありませんか?
季節の変わり目は、気温や気圧が短い期間でぐっと変化します。体はその変化に合わせようと頑張っているのですが、自律神経がついていかず、疲れやすくなったり、気分の波が出やすくなったりします。これは特別なことではなく、多くの人に起こる自然な体の反応です。
ASD(自閉スペクトラム症)やADHDなど、神経発達症の特性がある方は、感覚の感じ方に個人差があることが多く、気温差や日照時間の変化、衣類の肌触りの変わり目などに、人一倍敏感に反応することがあります。
また、生活のルーティンが変わることへの負担を感じやすい方も多く、「衣替え」「就寝時間の変化」といった小さな変化がストレスになることも。さらに、体調の変化に自分で気づきにくく、無理をしてしまってから初めて不調に気づく、というケースも珍しくありません。
大切なのは、「みんな同じようにできて当たり前」ではなく、「自分にはこういう特性がある」と理解したうえで、自分に合った対処法を見つけていくことです。
就職活動というと、履歴書の書き方や面接対策をイメージする方が多いかもしれません。でも、就労移行支援の現場で私たちが一番大切にお伝えしているのは、実は「毎日の生活リズムを整えること」です。
決まった時間に起きて、朝ごはんを食べて、日中活動して、夜は眠る。当たり前のようですが、これができていると、体調管理がしやすくなり、通所や通勤も安定しやすくなります。逆に生活リズムが崩れていると、どんなに頑張って就職活動をしても、体力や気力が続かず、続けることが難しくなってしまいます。
つまり、生活リズムを整えることは、就職の「土台づくり」そのものなんです。
今日から試せる、小さな工夫として
・起きる時間・寝る時間を、できるだけ毎日同じくらいにしてみる
・朝、カーテンを開けて日の光を浴びる(体内時計が整いやすくなります)
・気温差に備えて、羽織るものを1枚バッグに入れておく
・「なんとなく調子が悪いな」と感じたら、無理せず休む・相談することを自分に許可する
・体調や気分を簡単にメモしておく(スタッフとの相談のときにも役立ちます)
すべてを一度にやろうとしなくて大丈夫です。まずは1つ、続けられそうなものから始めてみてください。
リンケージでは随時見学をお受けしています。お気軽にお問い合わせくださいね。