みんなしりたいリンケージ今週のひみつは、相談支援からです。
今回のテーマは「もう1つのクリスマス」です。
みなさん、こんにちは。12月に入りましたね。12月といえばクリスマス。クリスマスプレゼントを楽しみにしている子ども達、今年のクリスマスはどうしようかと思っている親御さん達もいらっしゃると思います。
クリスマスというと12月25日ですが、ヨーロッパでは12月6日も聖ニコラスの日というキリスト教のイベントがあります。
この聖ニコラスはサンタクロースの原型といわれている人で、いで立ちや服装も私たちが知っているサンタクロースとよく似ています。そして子どもがいる家にやってきて、よい子にはご褒美をくれます。しかし・・・
この日は聖ニコラスの他にもう一人同行者がやってくるのです。その名も“Le Père Fouettard(ムチ打ちのお父さん)”!!
このおじさん、ニコニコしている聖ニコラスの隣で、ムチを持っていているのです。聖ニコラスが子ども達にご褒美をあげている横で、悪い子を懲らしめようとしているのです。しかもヒゲと髪の毛がもじゃもじゃ過ぎて顔が見えないし、なんか黒くて怖そうな服を着ているし・・・とにかく見た目も怖い!
この時期の子ども達は、お行儀がよくなり、大人の言う事をよくきく良い子ちゃんになります。
そりゃそうですよね、ムチで叩かれたくなし、大きな袋に入れて連れていかれるって話もあるし。
ちなみに私はこのムチ打ちのお父さんをフランスの夜の広場で見かけました。が、怖すぎて正面からは写真撮れませんでした。が、後ろから隠し撮りをしてみました!
これです。
右ではなく左のフードをかぶったおじさん。赤い人が聖ニコラスです。
子どもだけでなく、大人にもなんだか緊張感が走るんですよね。悪いことしていないのに。
ちょうど、悪いことをしていないのに、警察官を見るとちょっとビビる。パトカーを見るとちょっと緊張する。そんな感覚に似ていました。
皆さんは、ムチで叩かれるような悪いことはしていませんか。
私はしてない・・・?と思います。たぶん。。。
師走で忙しい月ですが、最後までムチで叩かれないように気を引き締めていきましょう!
聖ニコラスはトナカイではなくロバでやってくる
クリスマスツリー発祥の地、フランスのストラスブール