みんなしりたいリンケージ今週のひみつは児童発達支援「発達支援ルームそらまめ」からです。
今回のテーマは「お散歩に行こう」です。
そらまめの年長児クラスでは、年に数回お散歩に行きます。
公園に行って体をたくさん動かして楽しく遊ぶ…ことが子どもたちにとっての目的ですが、スタッフ側から見た大切な目的は、安全に道路を歩いて出かけることができるか、ということです。
就学前のお子さんたち、特に群馬に住んでいると移動は車になりがちです。しかし、小学校は自分たちの足で歩いて通うお子さんが大多数です。
たくさんの教科書の入ったランドセルを背負って、お子さんによっては、30分近くかけて歩いたり、交通量の多い幹線道路を渡ったり…
親御様はドキドキです。
お散歩の真の目的は、実際に道路を歩いてみてのお子さんの様子を観察してうまくできているところや少し心配なところを親御様と共有し、就学後の登下校の様子をイメージしてもらうことにあります。
お散歩に行くときには、まずお部屋の中で交通ルールの確認をします。
歩道を歩く、横断歩道の渡り方、信号の色の意味…みんな覚えているかな?
準備ができたらさあ出発!
「白い線からはみ出してないかな?」
「横断歩道はどうやって渡るんだっけ?」
「信号はどれを見ればいいかな?」
夏、秋、冬と繰り返して、だんだんと上手に歩けるようになってきた子どもたち。
体力もついてたくましくなりました。
年長児さんはあと1ヶ月でそらまめも卒園。就学です。
みんなの成長がとっても嬉しい反面、スタッフはほんのちょっぴり寂しくもある今日この頃です。