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今週のテーマは「相談支援専門員」です。【相談事業より】2025.5.2

みんなしりたいリンケージ今週のひみつ

~相談支援より~

今週のテーマは「相談支援専門員」です。

 

あたらしい年度となり、気付けばもう一ヵ月が経ちました。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。みんなそれぞれに環境の変化があり、その変化は良かったりそうでなかったり。いずれにしても、その負荷は大なり小なりみんなが感じていると思います。5月に入ればすぐにゴールデンウィークなので、ここでひと息つけるといいですね。

私自身のことをお話しすると、年度が明けてからはいろいろな機関で新体制となってはじめての会議や打合せに参加する機会がありました。ここ数年は相談員の人材育成に携わらせていただくこともあり、あらためて「相談支援専門員ってなんだろう?」と考える機会が多くありました。

相談支援専門員とは、障害のある人が地域社会で暮らしていく中での困りごとや悩みごとの相談に応じ、必要な支援(社会的リソース)につなぐ役割を担います。そのため、利用者(児)の方やそのご家族がスムーズに障害福祉サービスにつながるよう、豊富な知識や情報収集力が必要となります。…と、硬い表現でその役割を書いてみましたが、私はずっと疑問に思っています。相談支援専門員の「専門」ってなんだろうと。

専門、専門性、専門職とはスペシャリストであって、特定の分野で専門的な知識やスキルを習得し、それを仕事に活かすことが求められます。たしかに、私たち相談支援専門員は障害福祉分野においての深い知識を求められますが、それでも療育や就労、介護など、直接支援にあたられている支援者の方々とは必要とされる知識や技能、またはその活かし方に違いがあるように思うのです。

スペシャリストに関連のあることばを上記のような疑問を持って検索すると、ゼネラリストということばがみつかりました。ゼネラリストとは、幅広い知識と経験を持ち、様々な業務に対応できるオールラウンドな人材を指します。特定の分野に特化したスペシャリストとは異なり、多角的な視点と柔軟な対応力が強み…とのこと。なんだかこっちの方がしっくりくるような気がします。けっきょく、相談支援専門員の「専門」ってなんだかわかりませんが、ゼネラリスト=障害福祉分野において様々な相談に対応できるオールラウンダー型の人にはなろうと思えました。

なんだか自分の思いをつらつらと書いてしまいましたが、とにかく、皆さまから「とりあえずあの人(相談員)に相談してみよう」と思ってもらえる人になりたいと思います。というわけで、なにかお困りごとや悩みごとがあったら、お気軽に、いつでもご相談ください。皆さまからのご相談をお待ちしております。

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