みんなしりたいリンケージ今週のひみつは、就労移行支援からです。
今回のテーマは「おさんぽ」です。
前置きが少し長くなりますが、わたしは3年ほど前に、コロナ禍がきっかけで何だかんだあって、他県から群馬県に引っ越してきました。越してきてすぐ、ぐるりと見回すとどの方角にも美しい山が見える風景に、なんてきれいな場所なのだと感激したのを覚えています。
さて、群馬は山もすてきですが、街中にも自然を感じられて和める場所がたくさんありますね。以前から歩くことは好きでしたが、引っ越してきてから、わたしの中の「さんぽ魂」にがぜん火がつきました。
群馬で最初に住んだ部屋が高崎経済大学のすぐ近くでしたので、よく鳥川沿いをてくてく歩いて、上並榎運動公園をさんぽしました。花のにおいをかいでほっとしたり、風にびゅうびゅう吹かれてなんとなくさみしい気持ちになったり、木の高いところにびっしりついている小さくて白い実のようなものを見て鳥肌を立てたりしていると、五感と感情がどんどん刺激されていくのを感じます。ふらふらのんびり歩くので、まるで運動にはなりませんが、心がすっきりするのでおすすめです。
さんぽをしていると、思いがけず犬や猫の姿を見かける機会に恵まれるのも、動物好きにとってはうれしいところです。最初に住んだ部屋の近所には、なんとなくトトロのネコバスを連想させる巨大な猫が住みついていて、たまに幸運にもばったり会えたときは、大きなおなかを思う存分なでさせてくれました。
あれから別の部屋に引っ越して、もうあの巨大猫には会えなくなりましたが、新しい場所で、きっとまた新しい出会いがあるはず。それを楽しみに、あいかわらずてくてく歩いているわたしです。
