みんな知りたいリンケージ今週のひみつは、児童発達支援「発達支援ルームそらまめ」からです。
今週のテーマは「紹介したいボードゲーム」です。
皆さまこんにちは。
5月も半ばを過ぎ、気温が高くなる日が増えましたね。
水分補給をしっかり行い、熱中症対策をしていきましょう。
今回は、『Kissen-klau(色いろお布団)』というドイツの卓上ゲームを紹介したいと思います。
そらまめでは『お布団ゲーム』という呼び名で親しまれています。
このボードゲームは
①参加者が順番に色の目がついたサイコロを振る
②5人の寝ている妖精さんの上に、サイコロの目と同じ色のお布団を掛ける
③先に5人全員にお布団を掛けられた人が勝ち
というシンプルなゲームです。
この卓上ゲームの中では、ゲームに伴って、順番を理解する、交代でゲームを進めていく、サイコロが遠くへ行かないように力加減ができるようになるなどの、初歩的なソーシャルスキルを身につけることができます。
そらまめの療育においては、認知発達治療の実践マニュアルとして『太田ステージ』を取り入れています。このマニュアルに則り、コミュニケーションを豊かにする方法として卓上ゲームも取り入れていますが、遊びの中で他者との関わりをもつことの楽しさが体験できることは本当に素敵なことなので続けていきたいと思います。
参照:『認知発達治療の実践マニュアル』/太田昌孝・永井洋子 編著