みんなしりたいリンケージ今週のひみつは、NPOからです。今回のテーマは「本人にとって安全・安心な居場所・学びの場を考える」です。
7月29日にコスメ・ニスト千代田町プラザホールにてシンポジウムが開催されました。
毎年、群馬県の児童福祉・青少年課の主催で「不登校・ひきこもり状態を続ける子どもの理解と対応」として行われるものです。
今回は、「本人にとって安全・安心な居場所・学びの場を考える」がテーマです。
医師、学校の先生、フリースクールの代表の方をパネリストとしてお招きし、実践報告とパネルディスカッションを行いました。
安全安心な場所とは何か。
それは単なる物理的な場所ではなく、「話を聴いてくれる」「安心して自分をだせる」人間関係であることが報告されました。
そして、学びとは何か。
進行役として、パネラーの方のお話を聞いて気づいたこと。
学びとは、世界が広がる「出会い」と、知りたいを満足させてくれる「知識」と、やってみたいが保障される「体験」と体験の中で“自分はこれが好き”や“自分の好きなことで誰かを喜ばせることができる”のような「気づき」のかけ算のように思いました。
一人の大人が「出会い」「知識」「体験」「気づき」のすべてに関わることは難しくても、どれか一つならできるかもしれない。
そんな時間を過ごさせていただきました。
これまでのシンポジウムの内容は冊子になっています。
群馬県のホームページからダウンロードできます。
https://www.pref.gunma.jp/cate_list/ct00002546.html