みんな知りたいリンケージ今週のひみつは放課後等デイサービスそらまめ2からです。
今週のテーマは「ほめるコツ」です。
7月も中旬となり、もうすぐ夏休みですね。皆様大変お疲れ様でした。
1学期頑張ったお子さんをぜひたくさんほめてあげてください。そして何よりも忙しい毎日を送られているお母様、お父様、ご自分のこともしっかりケアして、労わっていただきたいと思います。
先日、高崎市の子ども発達支援センターで行われた研修で『ティーチャーズ・トレーニング』のダイジェスト版を受けてきました。
ティーチャーズ・トレーニングとは、「ペアレント・トレーニング」を応用した教師向けのプログラムです。
その中の1つとして「ほめるコツ」というのを学んできたので、私が感じたことを紹介したいと思います。
「ほめる」って・・苦手・・と思われる方って結構多いのではないでしょうか。
ほめたい気持ちはあるのになかなかできない・・なんて話もよく聞きます。
どうしても私たちは、子どもに対して、してほしい行動や課題が完全に終わった時にほめることをしがちです。ですが、してほしい行動や課題をしようとしている時、している時、してほしくない行動をしていない時にすかさずほめることが大切で、子どもの意欲や自信の向上につながるのだそうです。
例えば宿題をやってほしい時、宿題を終えてからほめるのではなく、「○○くん、筆箱出したんだ、えらいね~」などとお子さんの途中の行動を簡単明瞭にほめることがポイントです。パーフェクトを待っている必要はなく、25%でほめるのがコツなようですよ。
また、「クラスで一番かけっこが速いね。」というほめ方よりも、「あきらめずに最後までかけっこができるようになったね。」などと、お子さんの努力しているプロセスをほめることがいいようです。1番でなければダメなんだ・・ほめてもらえない・・と思うより、失敗してもがんばったことを認めてもらえることでチャレンジする力が湧き、「どんな自分でもOK!」と自分を肯定できるようになるのではないでしょうか。
私も子育て中にそんなことができていたか‥と言われれば「ごめんよ、息子たち・・とほほ・・」といった感じですが、「今からでも遅くない?」そんなポジティブな気持ちと、何より数ある放課後デイサービスの中からそらまめを選んで来てくださっているお子様たちに、将来「自分って頑張ってるよな~いい所たくさんあるよな~」と自分を自分で肯定できる人になってもらえるよう、今日も子どもたちの頑張っている行動をたくさんほめていこうと思った研修でした。
今年も願い事を書いた短冊を竹に飾りました。
願い事が叶いますように・・・