就労移行支援事業

みんなしりたいリンケージ今週のひみつ【就労移行支援より】

みんな知りたいリンケージ今週のひみつは就労移行支援(就リン)からです。

今回のテーマは「11月初旬の就リンの活動から」です。

早いもので 今年も残り少なくなりました。

今年こそ 平穏な毎日が続くようにと望んできましたが、新型コロナはまだまだ収まるには時間がかかりそうです。

11月に入り就労移行支援事業は、毎日の活動に一層精を出しています。

その様子を少しお知らせしましょう。

 

*「就活座談会」が開かれました。

新型コロナでしばらく休んでいましたが、久々4日(金)に開催しました。

現役就リン生たちが、3名の先輩方のお話を聞きました。

製造業で働くA君 サービス業で働くBさん 配送業で働くC君がわざわざ貴重な時間を削って参加してくださいました。

3人はそれぞれスタッフから

①業務内容

②入社への経過

③選職理由

④頑張っていること

⑤配慮してもらっていることなど

5項目について個別にインタビューを受け それぞれ詳細に説明をしていただき 就リン生からの質問にもお答えいただきました。

それぞれとても充実した中身のある内容で感心させられました。

また就リン生の質問も自らの就活を見据えた具体的な内容のものでした。

勤務時間・休憩・休日・昼食・これから目指していること・なんのために働いているのか等々、2時間たっぷりと使った座談会でした。

次回がとても楽しみです。

 

*「職場体験企業見学会」を行いました。

就リンではその都度個別に「職場見学」を行い、「職場体験」に繋げていますが時々「職場体験企業見学会」と銘打って、「職場見学ツアー」も行います。

今回は9日(水)に前橋の特例子会社へツアーを行いました。

3名の就リン生がそれぞれJRに乗車し、現地集合。スタッフ2名と共に見学・体験をさせていただきました。この会社はオフィスの内装飾品の制作や防災キットの梱包、印刷物などの封入作業などを業務としています。

現在、就リン卒業生3名が元気に働いています。

 

(㊟「特例子会社とは」障害のある方の雇用の促進、安定を図るために設立された会社。

障害や特性に対するサポート環境が整っているところが多い。)

 

*「また一人働き出します」

最後に、本人の絶え間ない努力で、ついに現在の自分に最もふさわしい職場の内定を勝ち取った方の報告をさせていただきます。

彼は、きちんと週5日通い、午前は作業トレーニングに精を出して自分の得意分野を探し、午後は各種講座を受講し、メンタルや体調面のフォローを行いました。

1年間に渡る地道な努力の結果、意欲も体調も充実し、短期間での3回に渡るハードな見学と体験を経て、今の自分に最も相応しい職場の内定を得ることに成功しました。

それは、ピッキング等の仕事で、家から近く、静かで明るさも丁度良く、職場の人達の対応が丁寧で、職場環境が良く、安心して作業が継続出来るとの確信が得られたからとのことです。

自らの手でチャンスを勝ち取ったことに敬意を表したいと思います。

以上 11月初旬の「就リンの様子」を一部ご紹介させていただきました。

 

このように、リンケージでは社会に出るための就職準備プログラムを実施しています。見学も体験も可能です。

ご興味がおありのかたはぜひお気軽にお問合せください。

 

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